大正13年 泰山流吟詠道創始者 山本泰山の長男として港区芝で生まれる。
昭和 8年 神刀流剣舞の木崎正道(神田)に入門する。昭和11年 神刀流開祖の内弟子だった柳澤義正が大久保に道場を開設し、その門人となる。戦後は武道具店を経営する傍ら40年にわたって柳澤師のもとで修行に励んだ。
昭和56年父泰山が他界した後は、吟詠、剣舞、居合の普及事業を引継ぎ、遺された門弟の指導とと後進の育成にあたった。関連団体の事業活動にも積極的に関わり、神刀流総本部理事長、全日本剣詩舞道連盟副理事長、財団法人日本吟剣詩舞振興会理事、など多くの役職もこなし、その道の振興に尽くした。
平成10年に財団より吟剣詩舞功績賞の表彰を受けた。
吟剣詩舞をライフワークとし、剣舞史の編纂に取り組んでいたが、平成12年、77歳で急逝した。
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